第二十三番
医王山 無量寿院 薬王寺
本尊：厄除薬師如来
真言：おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
所在：徳島県 海部郡日和佐町奥河内字寺前２８５-１
宗派：高野山真言宗
開山：行基
詠歌：皆人の病みぬる年の薬王寺 るりの薬をあたへまします
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略記
嵯峨・淳和天皇の厄除け祈願寺。文治四年の火災で焼失した。このとき本尊・薬師如来は光明を放って飛び去り行方不明に。百五十年ほど経ち後醍醐天皇が厄除け祈願寺として再興、新たな薬師像を本尊として開眼供養したとき、元の薬師像が戻ってきて、後ろ向きに本堂へ入っていった。二体とも祀っているが、戻ってきた「後向き薬師」は本堂裏から拝む。
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