第三十三番
高福山                雪蹊寺
 
本尊:薬師如来
 
 
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
 
所在:高知県 高知市長浜町857-3
 
宗派:臨済宗妙心寺派
 
開山:空海
 
詠歌:旅の道うえしも今は高福寺 のちの楽しみ有明の月
          
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略記
 鎌倉時代の有名な仏師・運慶と長男の堪慶が来て、慶運寺と改めたという。その後、衰微し廃寺となった。夜毎に幽霊が泣いているとの噂が立ち、月峰和上が泊まることになった。夜になり、歌を詠む声がした。「水も浮世を厭うころかな」。しかし下の句だけ詠んで、上の句が詠めないと泣いていた。月峰が上の句を付けてやった。「墨染を洗えば波も衣着て」。幽霊は現れなくなった。月峰は乞われて住持となった。長曽我部元親の庇護で再興。元親の死後、戒名の「雪蹊如三大居士」から現在の寺号をとった。

 
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