四国遍礼道指南増補大成
 
十五番・国分寺

 {南向きで平地に建っている。}法養山金色院と号する。国分寺とは、聖武天皇が詔勅を下し、高さ一丈六尺の釈迦如来と二菩薩の像を作り、大般若経を移して各国一寺ずつ建立したものだ。
 いま寺に残っている本尊は、高さ一尺五寸の薬師如来座像で、作者は分からない。
 詠歌「薄く濃く分け分け色を染めぬれば 流転生死の秋の紅葉葉」
 観音寺村の観音寺まで十八町。
                      
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