四国遍礼道指南増補大成
 
五十三番・円明寺

 {平地に建っており、南向き}須賀山正智院と号する。行基菩薩が草創し、高さ三尺五寸の阿弥陀如来像を本尊とした。
 詠歌「来迎の弥陀の光の円明寺 照り添う影は夜毎夜毎の月」
 延命寺まで九里。堀江村。粟井坂には宿を貸してくれる善人がいる。柳原村。{町がある。}北条村に町がある。{町の中には橋。}河野坂。{麓には大師堂。}浅海村に番所があり、切手を改める。まと坂。拾ヒ揚坂。この間一里。{この間一里、村はない。}菊間村。{町がある。この間に小川。先に進むと}たちは坂。種村。佐方村。新町。縣村。ここは松山城下札の辻から十里と記す一里塚。標石もある。
            
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