四国遍礼道指南増補大成
六番・安楽寺
瑞運寺とも呼ぶ。板野郡。空海が高さ一尺三寸の薬師如来座像を作って、寺を建てて安置したという。空海の時代には、薬効のある温泉があったため、医療の神である薬師如来を本尊とし、温泉山と号する。
詠歌「仮の世に、知行争う 無益なり 安楽国の守護を望めよ」
板野郡高尾村の十楽寺まで十町。
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