四国遍礼道指南増補大成
七十八番・道場寺
{ちょっとした山の上にある。堂は東向き}鵜足郡。江照寺と号する。本尊は空海が作った高さ一尺八寸の阿弥陀如来座像。
詠歌「踊り跳ね 念仏申す道場寺 拍子を揃え鉦を打つなり」
崇徳天皇まで一里半。鵜足村。坂出村。{塩釜がある。並松が続く。野沢の水は霊水である。山に五町登った所に医王善逝すなわち薬師如来の石像がある。空海が作ったものだ。この像を木製の壇に載せると、野沢の水が出なくなる。このため石の座に据えている。}八十八の水である。石仏の薬師如来は、空海の作。河野郡北西庄村に至る。
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