四国遍礼道指南増補大成
六十九番・観音寺
{山地に建っており、堂は南向き}七宝山と号する。本尊は空海が作った高さ二尺五寸の正観音菩薩座像。この寺は空海が琴弾八幡宮に詣でたとき、託宣によって八幡宮に奉仕させるため建立した。
詠歌「観音の大悲の力強ければ 重き罪をも引き上げてたべ」
本山寺まで一里。河内村。流岡村。吉岡村。本山寺は宝持院と号し、本山庄にある。
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